Gaea's Touch

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Card of the Day -今日の1枚- 2013/08/02

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M14ルール変更シリーズ5つめは、土地に関するルール。
同一ターン内での、追加の土地のプレイに関するルールの変更だ。

 

以前までは、プレイヤーは土地を手札から戦場に出す際、例えば「これは《踏査》の効果によるセットランドです」といった発言をする必要があった。

 

ある特定の効果により得た、「土地を置く権利」のようなものを消化していく形だ。

 

このルールでは、

 

①《踏査》による追加の土地を置く
②《踏査》をバウンスして出しなおす
③新しく場に出た《踏査》で新しく土地を置く権利ゲット!

 

通常のセットも合わせて1枚の《踏査》で3枚の土地を展開!...といったややこしいプレイングが可能であった。

 

このゴチャゴチャしたものを取り去るため、M14新ルールではプレイヤーは各ターン、「土地プレイ」というものを1つ持っているという形式に変更となった。

 

土地を1つ置くことで、これを1つ消費する。ここに《踏査》や《ムルダヤの巫女》といったカードがあれば、土地プレイは2に増える。

 

これを2つ消費して2枚セット。《ムルダヤの巫女》をバウンスすると...土地プレイは1に減ってしまう。

 

再度《巫女》を出したところで土地プレイは2に戻るだけ。

 

そしてこのターンすでに2つ使ってしまっているため、これ以上のセットは不可、という形になる。

 

純粋に数字の増減であり、プレイヤーにとってはよりわかりやすくもめごとも減りそうだ。

 

ここで1枚、このルールの下やっかいなことになりそうなカードが発覚する。

 

それが統率者戦でも見かける本日の1枚、《Gaea's Touch》である。

 

以前は基本土地の森限定で追加の土地プレイができるようになるという効果だった。これを現行のルールに置き換えると、少々ややこしくなる。
これのコントローラーは追加の土地プレイ1を得るが、それは森限定でしか使えない。

 

これと他の土地プレイ追加カードの恩恵を受けている状況では、以前同様「これは《Gaea's Touch》の追加で置く森です」云々の発言をする必要があり、以前と変わらない状態になってしまう。

 

これに対する回答は単純明快なものだった。《Gaea's Touch》の能力は「0:あなたの手札にある基本森カードを場に出してもよい。この能力はあなたがソーサリーを唱えられるときにのみ、各ターンに1回のみ起動できる。」へと変更されたのだった。カードの能力を常在型から起動型に変更するオラクル変更はとても珍しい。

 

このおかげで、能力をコピー・打消しできるようになったり、《真髄の針》《抑制の場》の影響を受ける、全く新しいカードへと生まれ変わったのだった。


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